北欧旅行、さいごはフィンランド・ヘルシンキ編。
映画「かもめ食堂」の舞台です。アカデミア書店。吹き抜けのつくりと天井の窓がなんともかっこいい。ちなみにかもめ食堂でサチエとミドリがガッチャマンのうたを歌うシーンはここ。
今回旅した3ヶ国はどこも母国語がバラバラ。ただしどこの国の人も英語が話せるので(道ゆくおっちゃんとかでも普通に英語が話せる。)観光客だとわかると英語で話してくれる。デンマーク語とスウェーデン語は北ヨーロッパ語、ドイツ語とかに近いかんじなんだけれど、フィンランド語はウラル語系で、エストニア語とかに近いんだって。
しかしこのフィンランド語がなかなか可愛い。英語でいうHi.と同じやあ!って言う意味の「moi.(モイ)」。そしてbye-byeは「moimoi.(モイモイ)」。ちなみにガイドさんが教えてくれたのだけれど、フィンランド語でウサギは「カニ」、豚は「シカ」、オオカミは「スシ」というらしい。
ありがとうは「kiitos.(キートス)」。きれいな響きでしょ。
買い物の時など、店員さんは私たちに「thank you.」って英語で言ってくれるんだけど、こちらが負けじと「キートス!」と言うと笑顔で「kiitos.」と返してくれる。
砕氷船に乗ってスオメリンナ島へ。
戦争の時代に要塞として防御壁が張りめぐらされた島ですが、今は人々の生活する美しい島です。すっぽり雪に包まれたカラフルな街並みとゆっくりとした雰囲気に、おもわず「住みたい!」の一言がでた場所。
さてお待ちかねのかもめ食堂。
映画で使われたガラスの文字がまだ残っています。
さすが、店内は半分くらいが日本人観光客でしたが、地元の人にも人気のようで、満席状態で諦めて帰る人の姿があるくらいでした。内装は映画とはまた違った雰囲気になってるけど、青色の壁と天井は健在。
見よ、このマッシュポテトの山!
北欧のごはん、いろんな人から美味しくないと聞いていたのであまり期待しないで行ったのですが、わたしは全然そう思わなかったよ。確かにポテト(ライスorパンを選ぶのと同じ感覚で、フライドポテトorボイルドポテトorマッシュポテトor...とポテトの種類を選ぶのである。)はどこにいってもつきものだけど、決してまずいわけではないし、それにパンが美味しい。パン好きの私としては、パンが美味しければそれだけで生きてゆける。
それに油物や巨大な肉料理という感じでもないので、胃がもたれるってわけでもなさそう。
まあ1週間しか居なかったので分かりませんが、わたし的には全然オッケーでしたよ。
ノキアの工場跡、カアペリ。建物内はギャラリーとして展示会やイベントに使われていたり、アーティストがスタジオとして利用するようなレンタルスペースになっています。
ホテルから歩いてすぐの場所にあったので夜に歩いて行ってみました。
きました、マリメッコ!これはちょっと足を延ばして行った郊外のファクトリーショップ。
ヘルシンキは一番雪が残っていたかな。天気は晴れてるんだけど気温が低いからいつまでも雪が溶けないといったかんじ。雪下ろしクレーン。
忘れちゃいけない、西千葉Tシャツで一枚。さすがにTシャツ一枚は寒くて断念。
最終日、空港に向かう途中でガイドさんが特別に案内してくれた、フィンランドの作曲家シベリウスの記念像の前で。
しっかり者のAlice氏と一緒で心強かったよ!
moimoi, suomi ♡